前回の続きとなります。
さて準決勝進出！！
ここからが体力勝負です。待ち時間がありましたのでネガティブな気持ちは全部吹き飛ばしました。
できることをやっていくのみです！
準決勝は、通常と違って２ヒートに分けて行われました。
１曲１分２０秒の間があるので呼吸を整えて次のダンスを踊ることが出来ました。
汗だくになり踊り切りました！！
そして決勝に進出！！やった～！
試合の合間、シューズでお世話になっているステップダンスプラスの樋口さんに
ラテンシューズとティーチングシューズを見てもらいました。
「以前見たときよりも足がしっかり開いていて良くなっているよ。」とお褒めの言葉を頂きました。
足の指が靴の中でしっかり伸びて使えるようになってきたと自分でも実感しています。
シューズがのサイズをワンサイズ大きいものに変更することになりました。
今回の試合では、
「ＪＣＦ ＣＵＰ」というＪＣＦ全日本の試合と
「宇都宮杯」と「統一全日本プロシニア戦」という他団体も出場ＯＫの試合とありました。
その試合に、
アマチュア時代のコーチャーで大変お世話になった竹歳英樹先生がパートナーのみゆき先生と出場されていました。
アマチュア時代、カップルを組んで初めてのレッスンが竹歳先生のレッスンでした。
名古屋から上京して何もわからない私たちにダンスの色々なことを教えてくださいました。
ダンス技術ピカイチ！
そして本当にダンス大好きがあふれている素敵な先生です。
ダンス界のマニアックなお話をしてくださったり昔のビデオなどを見せてくださったりして
私たちの心をワクワクさせてくださいました！
そして、私たちがプロになりたいと相談したときに大竹先生を紹介して下さったのも竹歳先生です。
今、私たちがあるのも本当に竹歳先生のお陰と思っています。
そんな先生のダンスを久し振りに見ることが出来
感動して涙が出ました。
いまだ現役で活躍されている先生方。辛いこと・苦しいこと・悩んだことがたくさんあったと思います。
しかしそういうことに腐らないで更に高みを目指して追求してしているように見えたのです。
昔と変わらず
職人のように丁寧で美しい足さばきやマニアックなボディーワークを「これでもか～。」と妥協なくやり切る姿を
見せて下さいました。本当に楽しそうでした！！
今の自分にとって大切なことを教えられたように思います。
さあいよいよ決勝戦。
５位通過での決勝。
細かいところ・練習してきたことを丁寧にやり切る！自分に負けない！
何よりも自分が踊りたいダンスを踊るんだ～！そんな熱い気持ちで臨むことが出来ました。
さすがに５種目疲れました。
途中、大坂先生が他の選手とぶつかって転ぶアクシデントもありましたが
やることやった～！ふたりとも楽しんで踊り切りました。
結果は第４位。悔しい気持ちもありますが次につなげたいと思います。
全力で踊ってもなかなか思うように結果を出せないと
「自分はダメな人間だ」「練習がダメだった？」などと自己嫌悪になりやすいですが。。。。
自分を見失わないで、自分の人生をいっぱい楽しまなくてはですね。
帰りの宇都宮駅で声をかけて下さった方がいらっしゃいました。
お名前を聞きそびれてしまいましたが東京からお越しのその女性は
私たちのショーダンスをどこかで見て下さっていたようです。
そして「今日も応援していました。」とおっしゃってくださいました。
自分でも不思議に思うのですが
試合中、知らないその女性が応援して下さっているのが何となく伝わってきていました。
コロナ禍で声も出して応援してはいけない状況なのに。。。。
目で私たちを真剣に見て下さっていたのが
フロアーにいる私に伝わったのです。
そして、帰りにそうやってわざわざ声をかけて下さった。。。。
本当にうれしい体験に
落ち込んでいた私の心がほどけて涙が出ました。
救われた気がしました。
「ありがとうございます。」では言い表せないぐらい嬉しくてハグしたいぐらいでした。
頑張っていれば見ていて下さる人は必ずいるのだと思いました。
成績よりも大切な「人の心に残るダンサー」になりたいです。そのためにもっともっと頑張ります。
２回に渡って書かせて頂いたＪＣＦ全日本ｉｎ宇都宮ですがこれでおしまいです。
私たちの人生において
色々な人に助けてもらったり気づきを与えてもらっているのがよくわかります。
周囲の皆様に感謝。
ありがとうございます。