こんにちは。佐々木です。
今週は雨の日が多くなりそうです。
寒くなれば紅葉が綺麗にみられるでしょう。寒さが苦手な私にはもう少しの間丁度いい気温の日々が続けばいいなと思ってしまいます。
さて、9月10月の時間が空いた時に映画を観てきました。
土曜日の仕事後、最終上映に駆け込んでポップコーンを食べながら観る時は週末を満喫している気持ちになります。
私達2人の共通の趣味である映画や舞台鑑賞はストレス発散にもなるしダンスの肥やしにもなります。
観てきたのは「侍タイムスリッパ―」「ベイビーわるきゅーれ2」「サウンドオブフリーダム」の3作品。
「侍タイムスリッパ―」は、幕末の剣豪・会津藩士高坂が現代にタイムスリップするSF時代劇です。
タイムスリップした先は現代の京都時代劇撮影所。そこで時代劇の切られ役として新たな人生を生きることを決意する物語です。
この映画は自主製作映画です。製作費2000万円を自腹で出し撮影した安田淳一監督は米農家としての顔も持ちます。
当初、池袋で1館のみの上映が、瞬く間に評判が広がり全国映画館での上映が決まったようです。
とはいえ、静岡では1館のみです。
感想を言えば、自分の信念を持って熱く生きているか?を自分に問われている作品だと感じました。
主人公が実直で前向きで自分の信念を貫き生きている姿が本当にかっこよかった!
主役ではなくても、自分の役割を全うすることですごい存在感を出せる。そしてその情熱はみんなに響く。
さらに私達が剣舞を習っていることもあり、殺陣のかっこよさにほれぼれしました。
次のお稽古でものまねを見せあって大笑いしました!
「ベイビーわるきゅーれ2」
高校卒業したばかりの女の子2人の物語。2人はプロの殺し屋という設定で、普段はだら~っとした女の子達なのですが戦うとカッコいい。
格闘シーンは圧巻です。普段のゆるゆるさが可愛いのでそのギャップが面白い。
そして友情や仲間との絆も描かれます。
いままでは殴ったり蹴ったりの戦うものがあまり好きではありませんでした。
しかしちょっと興味が湧いてみてきました!
「サウンドオブフリーダム」
これは最近話題になっているので知っている方も多いと思います。
世界中で多発している子どもの誘拐事件。ある児童人身売買の被害にあった少年少女を救出した実録サスペンス。
本当に在ったことだと思うと恐ろしすぎます。
小学生ほどの子どもたちが誘拐され他国へ密輸され、身体を売ることや過酷な労働を強要され、最後には臓器を売られ殺されてしまう。
本当に悲しく切なく怒りもこみ上げます。
そして何よりそういう状況を創り上げている世界を残念に思います。
麻薬、賭博、権力、欲望、貧困、市域格差による治安など様々な要因によって起こると思います。
今回この映画を観ようと思ったのは現実を知ろうと思ったからです。
私の周りはいい人ばかりで平和です。周囲の方々から沢山の愛と支援を頂き私は本当に幸せだと感謝しています。
しかしだからこそ世界中のあらゆる事件や戦争や災害を他人事に感じているように思います。
ひどい現実が本当にリアルに起こっているのです。
秋田出身の大坂先生は、小さなころから秋田の港周辺を一人で歩くなと言われてきたそうです。
身近な日本でも起こっています。
それに目を背けていることの方が良くない事だと思うようになりました。
みんなが知って、悪いことだと声を上げて、みんなで守り助け合わなくては変わっていかないと思います。
とはいえ、大きな声を上げることができないので偽善で終わってしまうこともあるかもしれないけれど
小さなことでも自分に出来ることをやろうと思えば現実を知ることが大切だと考えました。
映画を観て、現実の声やニュースに耳を傾けて、それをブログで拡散してもいいし、ちょっと友達に話してもいいし。
未来ある子供たちが素敵な世界で幸せに生きられますように!