静岡・釜山文化交流事業

昨日から急に気温が下がりました。一気に冬に向かっていくのでしょうか。

あわててジャケットを羽織り出かけてきました。

 

さて、10月19日土曜日はスタジオをお休みさせて頂き「静岡・釜山文化交流事業~朝鮮通信使がもたらした絆~」

が静岡市民文化会館 中ホールにて開催され出演してまいりました。

今回は社交ダンスではなく剣舞にて出演です!

 

私達剣舞の集団と次郎長太鼓の方々、静岡県詩舞の総勢16名が釜山で開催されたお祭りに5月に派遣され初海外公演!をしてきました。

今回はその逆で静岡に釜山の芸能文化使節団を受け入れる会でした。

 

18日夜にリハーサルを行い、当日に臨みました。

当日は、釜山の時に仲良くなった詩舞や次郎長太鼓さんたちと楽しく会話しながら交流し益々団結力をつけていきました。

本日の司会は、私が子供のころに所属した子どもミュージカルの仲間 眞田里子さんでした。

静岡市のお祭りイベントの司会やラジオ、各種企業のイベントなどなどで大活躍の司会者さんです。

久し振りにお友達の活躍がみれて嬉しかったです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

13:30の開場ではすでに入口が行列になっています。

今回は満員御礼!ということで、約700名の観客の他に招待客も入っていました。

14:00から開演し

まずは400年前の朝鮮使節団発足の経緯の演劇が始まりました。

とても分かりやすく面白い演劇でした。

 

その後、芸能発表となりました。

ラウンドヒル計画 シズオカノーボーダーズという障害者と健常者、さらには文化芸術のバリアフリー化を行う団体の演劇・ダンス。

パワフルでノリノリな演目を披露して頂きました。

 

続いて、私達「静岡市吟剣詩舞総連盟」による演目です。

次郎長太鼓の皆さんの情熱的な太鼓演奏。

韓国語による口上は会場を沸かせました!韓国の方が大喜びしていました。

そのあとは詩舞の皆様による美しい舞「竹取物語」を披露。

 

さあ、いよいよ我らが師匠が登場!生の詩吟に合わせて力強い舞い、重心の使いや表現がさすがです!

最後に私達(倉島カップルと共に。今回は百望君が欠席)の剣舞。今回は初めて4人だけの演技となったため新しく振り付けての出演でした。

舞台に立つと強い照明でお客様は全く見えない状態でした。

光の加減でバランスが危うくなります。

新作なのでまだまだ揃わない箇所があったり、位置関係が難しかったのですが、最後まで踊り切りました。

ラストのカッコいいポーズで私が間違えてしまい無念!

今年は11月に剣舞の公演が2回あるので、磨きをかけていきたいと思います!


 

 

 

 

 

 

 

 

最後に「ワンステージ韓」による伝統舞踊とサムルノリを披露して頂きました。

サムルノリとは朝鮮の伝統楽器を用いた現代音楽。舞台芸術としてアレンジされたパーカッションアンサンブルです。

頭に白いリボンのようなものを付け、伝統的な楽器を演奏しながら頭のリボンも回します。

演奏者の一人に質問したところ、初心者の頃は大変で頭を常に回しているから酔って気持ち悪くなるそう。

その状態でパフォーマンスをするのだからすごいです!

伝統舞踊のダンサーたちは本当に素敵でした。

静かで澄んでいる水面をスーッと浮いているかのように走り綺麗な波紋が出来るような美しさ。

不思議で妖艶で本当に素晴らしかったです。食い入るように魅入ってしまいました。

伝統衣装のスカートがふわっと舞うのも良かった。

男性ダンサーも妖艶でカッコいい!体幹の強さがすごい!

社交ダンスに活かせる場面が色々ありました。

剣舞をやることで日本の文化を新たに見直す機会となっています。そして社交ダンスの良さや理解も深まります。

さらに他のジャンルの方、さらに今年に入ってから海外の方と繋がることが出来、本当に貴重な体験をさせて頂いています。

もちろん、いままで社交ダンスに心血注いできたからこそ見える世界だと思います。

 

20日の夕方、静岡某所で静岡・釜山文化事業交流事業のレセプションがありました。

参加者・関係者が集まっての食事会です。

静岡市吟剣詩舞の皆さんやお世話になって市役所の方々とお話し親睦を深めることができましたし、

韓国のダンサー・楽器演奏の皆様と韓国語・日本語・英語をつなげてカタコト言葉ですが交流しお互いの話をしました。

ダンサーの子達とはインスタを交換して、私達は社交ダンサー、彼女たちはコンテンポラリーダンサーとして活動していることもお互いに話しました。

韓国のダンス学校を卒業して、今のプロ集団に所属したとのこと。

アニメが好きで日本語を話せる子もいました。

「お互いにダンサーだから分かり合える。お互いのダンスをリスペクトします。」と話してくれて嬉しかったです。

帰り際には「仲間!」と叫びながら肩を組んで笑って!!別れを惜しみました。

とってもいい交流が出来たと思います。

 

 

今回、お声掛け頂いた静岡市、まちは劇場推進課の皆様に感謝。

当日のスタッフの皆様のサポートにも感謝いたします。