金沢へ

今年も金沢へ行ってきました!

金沢東急ホテルで開催された

「JCFユニバーサルチャンピオンシップ」には毎年多くの競技選手、スペシャルなジャッジ陣が揃います。

例年は11月末に開催されている試合ですが今年は少し早い時期となりました。

昨年は油断して軽装で行ってしまい、寒さに耐えかねてコートを買うことになってしまいました。

今年も気を付けなくてはと思っていましたが、心配は必要なく静岡と同じく暑い気候でした。

 

朝7時過ぎの新幹線に乗り、静岡~名古屋~敦賀~金沢 金沢には11時40分ごろ到着しました。

急いでタクシーに乗りこみ12時15分の開会宣言を大坂先生が言うという大役に遅刻しないように。。。

ちょっと慌ただしくなってしまいましたが何とか間に合い、大坂先生は急いでタキシードに着替えて無事大役を務めました。

 

今年も豪華なジャッジが団体の垣根を越えて全国から集まりました。

天野博文先生・田中英和先生・山本秀美先生・庄司名美先生・秋田祈雄先生お疲れ様でした。

私は、ジャッジペーパー集めを今年もやらせて頂きましたので先生方の近くで面白い雑談やダンス談義が聴けます。

自分が選手の時は、ジャッジに冷ややかな目で見られている気がしていましたが、

反対の立場になってみると、ジャッジの先生方が真剣に審査をしているのがよくわかります。

そして、何よりもジャッジの先生方が一番の特等席でダンスを楽しんでいらっしゃいます!

 

ですから、各選手の真剣さ、ダンスへの情熱、二人が一つになって踊る瞬間が観れたときは審査員も嬉しそうです。

 

プロ、アマ、シニア、アマチュアソロなど様々なカテゴリーがありました。

中でもアマチュアに出場の高校生カップルが昨年よりも格段に上達していたことが印象に残りました。

昨年はまだまだ貧弱で幼い印象でしたが、体つきがガッチリして大人の風貌で踊っていました。

さらに富山からの女の子同士のカップルもとっても素敵でした!

ソロダンスもカップルダンスもスタンダードとラテンの両方にエントリーし丁寧に情感たっぷりに踊り観客を魅了しました。

 

プロの部門。スタンダードは若手が多い試合でした。大御所の先生方やお客様に自分のダンスを見てもらう絶好の機会です!

この後から競技会シーズン突入ですのでいいスタートを切りたい一戦だったと思います。

カップルそれぞれの良さが外から見ているとよくわかります。

エモーショナルで繊細なカップル、動きがダイナミックなカップル、長い手足を活かした見事なスウィングを武器としているカップル、音楽が良いカップル!

各カップルが個性的であるから面白い!

 

さて、優勝はスタンダード 石原正幸・石原蘭羅組。ラテンは中川智宏・毛利桃子組でした。

二組とも堂々としたパフォーマンスでした。会場みんなを楽しませてくれました。

 

コンペの中にアマチュアデモンストレーションも併催されていました。

デモンストレーションの皆様も、競技選手に負けず存在感をだして踊っていました!

ゴージャスなドレス、作品に合わせたキャラクターで素敵な表情で踊る姿が印象的でした。

 

デモンストレーションも試合も

出演した皆様の個性あふれるダンスを観ることが出来て、楽しい1日でした。

イベントのたびにいつも思いますが「社交ダンスって本当に素敵だな!」

非現実、夢の国。。。のようでそれぞれ皆様の感情や経験からにじみ出る何かがダンスに現れます。

その何かが私達観ている人の心にグッとくるものがあり、感動するのです!

その人のその時の身体、性格、趣向、年齢などでしか出せないダンスになります。

 

自分だけの素敵なダンスを創り上げられるように

色々な人と出会い、たくさんの経験をして身体と心を鍛え豊かにし、ダンスにと組んでいきたいですね!

 

写真は競技会の風景と、

中部局長 中嶋智孝先生と共に大坂先生も。

中嶋先生はいつも穏やかで優しくダンディーな先生です。そして踊ると情熱的!選手の為に何が出来るか常に考える素晴らしい先生です。