子どもミュージカル鑑賞

こんにちは。佐々木です。

昨日からゴールデンウィークのお休みに入られた方もいらっしゃるようです。

コロナで規制されていた数年を考えると今年は制限なく自由に旅行やレジャーを楽しめますね。

TOYSも今年は珍しくお休みを頂きます。5月3日~10日までお休みとなりますのでよろしくお願い致します。

この新緑の美しい季節を存分に楽しみたいですね。

とはいえ、30度越えの気温、海外に行かれる方は円安が進行、地震の回数も多いですし・・・色々とありますが

体調管理だけは十分に気を付けて楽しんでくださいね。

 

さて、先日の20日に大坂先生が社交ダンスの指導に行っているTPS(シアタープロジェクト静岡)さんの公演を観てきました。

土曜日に昼の部と夜の部と2回公演で、静銀ホールで開かれました。

当日、大坂先生は朝のリハーサルから行き、私はスタジオでのダンスレッスンを終えて夜の部に行きました。

大坂先生の振付パートがどうなのか?子供たちは踊り切れるのか?

上演内容もまったく知らされていなかったのでドキドキワクワクでした。

 

 

会場に到着すると、出演者のお友達や家族が集まりにぎわっていました。

私も大坂先生とTOYSユースの子も観に来ていたので合流しました。

 

アカデミー主題歌賞を獲得した「FAME」という映画のミュージカル版の上演でした。

小学生から大学生の子どもたちが唄って踊って演技して!素晴らしい舞台でした。

大人顔負けの歌唱力。子どもらしい演技。ひたむきに頑張る一人一人の姿に感動しました。

私も、子供のころに出演した静岡市政100周年記念のイベントの一つである「子どもミュージカル」に出演したことがきっかけでダンスが好きになり今に至っています。

自分の事のように懐かしく観ていました。

 

「FAME」(名声)というこの作品は、ニューヨークの名門芸術学校のオーディションに合格した生徒たちがスターを夢見て友達との友情を育みながら切磋琢磨するストーリーです。

まさしく、TPSの子どもたちと同じ!きっと感情移入するところが多々あったと思います。

早く有名になりたくて焦る子ども。しっかりと基礎を身につけさせたい先生。なかなか認めてもらえない苦しさを持つ子。家庭環境で苦しむ子。などストーリーには様々な問題が出てきます。

エンターテイメント業界だけでなくどのジャンルの世界にも起こる悩みや嫉妬や喜び・・・

ストーリーを追って鑑賞しながら

そうやって悩んでいることも「幸せ」なんだと思いました。

どの役も、悩んだ先に何らかの気づきがあり新しい方向に進んでいました。

誰もが自分の思い描いた通りの成功を手に入れられる訳ではないけれど、夢を追いかけて取り組む姿はキラキラしていて素敵だなと思いました!

 

大坂先生の振付した個所は主題歌に振り付けたもので、キャスト全員がマンボを踊るところと主要キャストのニックとセリーナがルンバのバリエーションを踊る部分。

社交ダンスレッスンは月に1度。まだ1年経過したかな?ぐらいです。

ミュージカルの振付は3か月。主演の3人(セリーナはダブルキャスト)が特に本当に良く頑張ったと思います。

 

ミュージカルの大半はジャズダンスでしたが、ちょっとした一コマに社交ダンスの部分が入るのも面白いなと思いました。

場面や舞台の印象がガラっと変わるからです。

主演の2人が心を通わせて会話する場面では、二人がお互いを思う優しさや繊細な心の動きは社交ダンスだから見せることが出来る表現になったのではと思います。

 

TPSの卒業生たちが、職業としてダンサーや歌手やミュージカル俳優を目指して世界に飛び出しています。

活躍を応援したいと思います。

また、勉学の為にダンスを離れる子もいるようですが、自分の夢に向かって大いに羽ばたいて欲しいと思います。

 

私達もまだまだ夢を抱いていきたいです!