教師昇格試験

こんにちは。佐々木です。

スタジオ裏の家庭菜園のきゅうりとトマトの実がなりました。

このまま順調に成長してほしいと思います。

今年は紫陽花が花をつけてくれませんでしたが、初めて胡蝶蘭の2度咲きに成功しそうでワクワクしています!

 

さて、先週の木曜日は東京で全日本ダンス協会連合会(略して全ダ連)の教師昇級試験を受けに行ってきました。

この試験は、アソシエイト・メンバー・ライセンシエイト・フェローと4段階あります。

 

プロになりたての時にアソシエイトを取りました。この後、大抵の方は一気にその上を取るのだろうと思いますが・・・・

私達は取らないでいたので今になって試験を受けないといけません・・・。

昨年の11月にメンバーを受けて合格し、今年は前期にライセンシエイト、上手くいけば後期にフェローを取得しようと考えています。

 

今回のライセンシエイトでは

ソロダンス、カップルダンス、口頭試験がありました。

いつもダンスを踊ってはいるものの、バリエーションステップや競技会のダンスは少し変形させているので

教科書通りではありません。

ですから、試験の為に教科書の知識を再度入れていきます。正確な回転量やアライメントなどを確認し身体に覚えさせる練習をしてきました。

口頭試験の問題集はいつでもカバンに入れて、暇があれば勉強するようにしていました。

もちろん教科書の内容を知らないで教えているわけではありませんので生徒の皆様心配しないでくださいね!

教科書は面白いのでよくチェックしているし、アマチュアの時から勉強してきたつもりです。

でも、自分の好きなステップの組み合わせばかり踊ってしまうので再度チェックしておかなければなりませんでした。

 

よし!完璧!

と準備万端で行きましたが・・・・

当日は色々と失敗がありました。

 

当日会場に到着し

着替えをして試験会場で身体を慣らします。

「自由に練習していいですよ。」と言われたものの試験官がずっと正面で見ていては練習しづらい!

この後20曲踊るし・・・・

スタート位置だけ確認しておきました。

 

まずは、カップルダンスの試験です。スタンダード5種目。

大坂先生がお相手となり試験を受けることが出来るので安心して受けられます。

まずは大坂先生の試験で私がお相手。そのあと、1名他の試験者を挟んで私の試験で大坂先生がお相手でした。

会場が思いのほか狭かったので

スローのステップで詰まってしまったり、ヴェーニーズワルツは周るのが大変でした。

狭いのに大坂先生がどんどん調子に乗ってきたので移動距離が大きくなりました。

試験なのに全力!スタンダードの試験だけですでに汗びっしょりです。

 

そのあとラテン5種目。どんどん試験が進んでいきます。

カップルダンスの後は、そのままソロダンスと口頭試験です。

 

これは10種目一気に行いました。

まずは大坂先生からだったので私は30分ほど休憩出来ましたが、

大坂先生はジャケットを着て試験して、汗だくのまま次の試験となり頭が回ったのか?心配しました。

 

大坂先生が試験会場から出てくるなり「やば~い!」「めちゃくちゃ間違えた」と大笑いで出てきました。

そして、入れ替わりですぐに私の番。

 

会場には司会者、試験官2名、監査1名、受付誘導が1名

じっと見られながら試験を受けます。

ソロダンスは既定のステップを一人で踊ります。そして試験管の前に戻ると口頭で質問されそれに答えます。

ワルツからスタートしジャイブまで10種目。

なんだか途中でわからなくなります。「あれ?今何の種目だったかな?」

繰り返し勉強しすぎてぐちゃぐちゃになっちゃいます・・・

緊張は全くしていませんでしたが、変な回答をしてしまったり急に頭が白くなったりしました。

ということで、私も試験会場から出る時は爆笑!でした。

「いやー完璧のつもりだったのになー。」と二人で反省しつつ爆笑しながら静岡まで帰ってきました。

 

 

結果は1か月後に通知がくるそうです。

無事に受かっていますように。