こんにちは。佐々木です。
7月30日に第17回オールジャパン・ジュニアダンススポーツカップ2022が
東京新木場の「BumB東京スポーツ文化館で開催されました。
そして、当スタジオ所属の小学生がソロ部門のラテンとスタンダードに出場してきました。
実は、本命にしていた試合が今年は行われなないことになり、急遽この試合にエントリーすることに決まりました。
ですから、もともと学年の規定種目であるルンバ・ジャイブ・タンゴ・ワルツを練習していたのですが
競技種目が変更になりサンバとワルツを1か月で仕上げることになりました。
サンバはしばらく練習していなかったのでまずは思い出すところから始めました。
Sちゃんは、一緒に踊ればどんなステップもほぼ踊れます。自然にリードについてきてくれます。
しかし、今回はソロ競技会ですのでひとりで1分半踊り切らなくてはいけません。
それにフロアークラフトに関しても女性は難しい問題です。
男性にフォローする・ついていく能力も大切ですが、自分でもステップを理解し組み立てていかなくてはなりません。
更に試合では臨機応変に対応していく必要もあります。
夏休みに入ってから特にレッスンに力を入れて頑張っていました。
45分間のレッスンでは丁寧に自分の身体をコントロールして動くこと、音楽を聴くことなど段階に応じてレッスンしました。
時にはワルツの優雅さ滑らかさスムーズに動くにはどうしたらいいかイメージを膨らませて話をしました。
ワルツもサンバもどうしても早くなってしまうのでリズムを外さないようにかなりしつこく練習しました。
両方の種目とも滞空時間をどうコントロールするかです。小学生の筋力では難しいところもあったと思います。
厳しく指導した部分もあったかと思いますが
必死にくらいついてくるSちゃん、本当に成長したなと思います。
まだスタジオに来たばかりのころは身体が弱かったので心配しましたが、今では病気やケガも少なくなり心身ともに強い女の子になっています。
厳しくしつこく言ってやらせても嫌な顔一つせず
黙々と踊るSちゃんにはいつも感心させられます。私なら「疲れた~」とか「辛い」とか言ってしまいそうです。
この粘り強さは今後の人生で武器になっていくと思います。
さて、本番の結果ですが
サンバはフロアークラフトが上手くいかなかったようで1予選敗退でした。
サンバは得意種目だったので本人はかなり悔しかったのではないかと思います。
私も今回はサンバは準決勝以上は確実と思っていたのですが、試合では何が起こるかわかりません。
次の試合に期待したいと思います。
ワルツはやりました!準決勝進出!
1・2・3予選・準決と何回も踊ったので体力的にもかなり疲れたと思います。
ワルツに関しては最後まで「踊り切れるだろうか?」と不安に思っていた種目でした。
しかし、最後の1週間で見違えるほどの成長を見せてくれました。
お母さまから報告を受け、お電話でお話ししました。
Sちゃんも自分の力を出した実感があったようで充実した様子でした。
ひとつ大きな挑戦をして成長したSちゃん!
今後の活躍が楽しみです!!