こんにちは。佐々木です。
10月3日日曜日に浅草の東京都立産業貿易センターにて
2年ぶりに「統一10ダンス選手権」が開催されました。
今回はコロナ対策なのでしょうか。席数は30席限定。
本当に10ダンスのみの試合で
アマチュアとプロが交互で行うスケジュールでした。
というのも、
今までは併設競技会があったのでスタンダードを踊ったら併設競技会の間にラテンに着替えて・・・
という感じでした。
しかし今回はプロの予選のあとアマチュアが1ヒートのみだったので
着替えのためのインターバルは少しあったものの
次々と踊りこみのように踊っていきました。
まずスタンダードからスタートです。
10時半からスタートし1予選・最終・準決まで一気に5種目進みます。
その後、ラテン種目になります。
私たちは、今回は残念ながらワルツのみ準決勝でしたので
ワルツを踊り終わったらラテンの準備に取り掛かりました。
ラテンは1予選・最終・準決・決勝と一気に進みます。
ラテンは全種目決勝に行くぞ!!と練習を頑張っていました。
ラテンもスタンダードも
今回の試合では、次のラウンドに上がったカップルが表示してあるヒート表のみ掲示され
チェック数がわかる得点表はありませんでしたので
最後まで自分がどのあたりの順位でいるのかが全く分かっていませんでした。
とりあえず5種目とも準決勝に進出!!
ここからが体力・精神力の勝負。
いかに丁寧に踊ることが出来るかです。
準決勝の途中で
同点決勝のアナウンスがかかりました。
嫌な予感が的中!!
私達カップルがチャチャチャで同点決勝に名前を呼ばれてしまいました。
が~ん!
同点の人だけで踊って決勝組を決めなくてはなりません。
準決勝の後は疲れているのにもう一度踊るのです。。。
さて、同点決勝のチャチャチャまで踊り
結果はいかに。。。
残念ながらチャチャチャは同点決勝で負け。
パソ・ジャイブも落とし。。。。
サンバ・ルンバの2種目で決勝進出しました。
この準決か決勝かで10ダンスの総合順位が全く変わってきます。
後日、試合のチェック表を見てみると
スタンダードもラテンもたった1点の差で次に上がれない種目がいくつかありました。
ほんの少しの違いで
入賞するかしないかが決まってきます。
それだけ今回の10ダンスは混戦状態でした。
残念な気持ちもありましたが
決勝では、精一杯2種目を心を込めて踊りました。
踊り終わって・・・
とにかくたくさん踊った~!!(全種目決勝に行けなかったけど・・・)
気持ちよかった!!
スタンダードも好き!!
そして、10ダンスを踊ったすべての選手をリスペクト。
そんな爽快な清々しい気持ちでした。
反省はもちろんいっぱいあります。
準決のパソはちょっと疲れが出てしまったし・・・
二人がかみ合わない部分もありました。それは統一全日本までの課題とします。
ラテンとスタンダードのドレスもシューズも汗でびっしょびしょでした。
前日に、ダンスセットをして下さった美容師のしのぶさん。
サルサをされている方で、サルサの勉強のために社交ダンスのサンバを最近習っているとの事。
そして改めて「社交ダンスって難しい!!すごいですね!!」
とおっしゃっていました。
社交ダンスの競技ダンスの10ダンスを戦っているって凄い事なのか!!
と私も改めて思いました。
そう考えると、今回一緒に踊っていた選手達は試合中はライバルであるけれども
ある意味、同士のような戦士のようなそんな気がしてきました。
試合の帰りは
朝からバナナとお水とシリアルチョコバーしか食べていなかったので
浅草駅の近くでお蕎麦を食べて帰りました。
そして重い大型スーツケースを引いてクタクタになりながら静岡に帰ってきました。
次の日は内ももや背中が筋肉痛になっていました。
結果は帰ってきてから知りました。
生徒さんから結果見たよ~と教えて頂きました。
残念ながら13位。楽しかったけど悔しいです。
もっと上手になりたいです。
ダンスは奥が深いです。そして自分の身体や心と戦って、カップルで息を合わせて
戦うけど紳士淑女で。。。。
皆さん!一緒に益々社交ダンスを楽しんでいきましょう。