こんにちは。佐々木です。
先日、静岡文化会館で
盲目のピアニスト
辻井伸行さんのコンサートへ行ってまいりました。
静岡文化会館はスタジオから近いので行くのがとても楽でありがたいです。
他の素晴らしいコンサートや舞台なども、静岡のチケットは比較的とりやすいのでいいです。
辻井伸行さんの演奏が好きで、YouTubeなどで観たり聴いたりしていました。
今回、私達が2016年に踊ったドビュッシーの「月の光」の演奏もされるという事で楽しみにしていました。
私は、クラッシック音楽は好きなので良く聴きますがそれほど詳しくはありません。ピアノを習っていたので興味はあります。
歌手のコンサートや舞台、ミュージカル、歌舞伎など観てきましたが
クラシックコンサートは初めてだったかもしれません!
ちょうど少し前に「蜜蜂と遠雷」という小説を読んでいました。
ピアノコンサートに挑戦するピアニスト達の話なのですが
コンクールやコンサートの様子やその時の演奏者の気持ちが書いてありました。
とても面白い小説でダンスにも通じるところがありました。上下巻とも一気に読みました。
ですから、それをリアルに体感できることとなり
ワクワク、ドキドキでした!!
実際の演奏が始まると
後ろの方の席の私達のところまで
ピアノ1音1音がポロポロ転がってくるような。。。
美しい世界が広がりました。
「もしかしたら、寝ちゃうかもね~。」
と言っていたのですが、音を聞き逃したくないという気持ちが終始続き
寝る事も無く、あっという間に終わりました。
さらに、感情表現の豊かさもすごかったです。
ピアノに身を乗り出して、ほおずりするように大事に大事に音を引き出しているようにみえました。
彼から目が離せないという感じで、絵画と音楽のコラボレーションをするコンサートだったのですが、
ステージ上のスクリーンに映し出された絵画は無意味のように思いました。
辻井さんの出す音色に
色や情景が溢れていました!!
生の演奏は本当に素晴らしいものですね。
さて、12月もすでに半ば。
22日には大竹辰郎ダンススクールのパーティーがあります。
自分たちのデモは、初披露の作品なので
まだまだ練習が必要です。
ご出演下さる生徒様のレッスンは、それぞれ佳境を迎えています。良いダンスを披露できるよう願っています。