こんにちは。佐々木です。
先週の木曜日から日曜日までスタジオをお休みさせて頂き、初めてシンガポールに行ってまいりました。
シンガポール オープン チャンピオンシップが開催され、アジアンクローズドとワールドオープンに出場してきました。
まずは、18日木曜日に東京で師匠大竹先生と鈴木先生のレッスンを受けてから深夜便でシンガポール チャンギ空港へ。
6時間半ほどのフライトでしたのでいつものイギリス行きのほぼ半分で到着。あっという間でした。
朝6時ごろ空港に着き、ホテルへはシャトルバスで向い9時には到着。まだ部屋に入ることが出来なかったのでスーツケースを預けて街に出ることになりました。
シンガポールの街は小さくて東京23区ほどらしいです。交通が発達しているしタクシーも安いしショッピングセンターやフードコートが至る所にあるのでとても行動しやすかったです。
近くの地下鉄からマリーナベイサンズまで大体15分ぐらいでしょうか。
思いがけず初日に観光となりました。
よくテレビでみる ホテルの屋上に船が乗っかったような建物「マリーナベイサンズ」は絶対見ておこうと思いました。そして「マリーナベイガーデンズ」も。
それを入国して数時間のうちにクリア。
と言っても遊びに来たわけではないのでお昼ご飯を食べて試合で必要なものを買い出ししてホテルに戻りました。
夜はウェルカムパーティーが開かれました。ジャッジや選手が集まり前夜祭です。
レストランでビュッフェスタイル。チャーハン・サラダ・焼きそば・チキンそしてフルーツなどが出されました。
ジャッジで全日本スタンダードチャンピオンの庄司先生カップルがいらっしゃっていたのでご一緒しようと思っていましたが
ウェルカムパーティーでは選手とジャッジは別々の席に案内されたので庄司組とは別れることになりました。他に知っている人もいないし寂しいなあ~と思っていたら
オーストラリアのカップルと同席になり色々お話をして友達になりました。彼らは、毎年この試合に参加しているようで細かいことを色々教えてもらいました。
例えば、試合時間があいまいで
朝8時スタートから11時までのカテゴリーと11時から16時までのカテゴリーそして夜の部はオープン戦という感じでしかわかりませんでした。
何時に行けばいいんだろう?と思っていましたが彼らが「大体14時から15時にいればいいと思う。」と教えてくれました。
プログラムとゼッケンを前日にもらえることや送迎バスがあることなども教えてくれて助かりました。
さらに、海外の試合の事や彼らのレッスン事情なども聞くことが出来ました。
「日本は海外の有名なコーチャーがしょっちゅう来るからいいよね。」と言っていました。
オーストラリアには全然来ないから、大きなコンペの時に受けるか、コーチャーがいる国に同行するそうです。先日はニューヨークに行ってきたそうです。
ウェルカムパーティーは、主催者の挨拶も無くただただ食べ続け喋り続ける感じでした。
部屋に戻り試合の準備をして就寝です。
さて、当日11時ごろタクシーで会場へ向かいました。送迎バスは少し遅い時間だった為、初めての会場だし早めに行っておくことにしました。
試合は、マリーナ地区。サンテック インターナショナル コンベンションセンターと言うところでした。
近未来的な建物で入口のビル3階分ある壁一面が巨大スクリーンになっていて ゲストデモンストレータのアルナス組の映像が映し出されていました。
会場に着くと、広いエントランスでは選手たちが練習をしていました。
色々な国の子ども達が元気に走り回り、フロアーではアマチュアカップル・ソロ・プロアマ・プロ等たくさんのカテゴリーのイベントが次から次へと進んでいます。
受付前の広間ではすでに終わっているイベントの表彰式が行われています。
印象的だったのは、欧米、日系、中華系、韓国系、インド系などあらゆる人たちがいて色々な国の言葉が飛び交っている事でした。
アジアの方が大半だったので見た目は日本にいるのとそんなに変わらないのですが
基本は英語、選手係が英語や中国語で呼びかけしたりしているのでどこにいるのかわからなくなるような・・・
日本の試合で欧米の選手がいると特別な感じがします。だから気持ちが先にその選手に負けてしまっているのですが、ここシンガポールではみんなが平等だと気付きます。
会場に着いた午前中ですでに1時間半遅れ。オーストラリアのカップルが教えてくれました。
タイムテーブルが適当で自分たちの出番がいつになるのか予測が付きにくい状態で気持ちが落ち着きません。。。
やっと17時ごろにアジアンクローズド。そして20時近くにシンガポールオープンでした。オープン戦は欧米やロシア、中国、台湾そして韓国の選手も出場していました。
結果は、良くなかったものの11月3日のバルカーカップに向けて気合を入れ直すいい機会になりました。
課題は沢山ありますが、日本の試合だけでは見えてこない物が見えたり、2人でダンスについてゆっくり話すことができ大変濃密で有意義な期間を過ごすことが出来ました。
試合が終わり、スペシャルデモンストレーションなどが終わったのは深夜0時を回っていました。
たくさんの刺激を受けた試合となりました。
帰国日。夜の飛行機だったので時間がありました。
ホテル近くのオーチャード通りを歩きました。
超高級ブランドショップがず~っと続く通りです。ショッピング好きにはたまらないと思います。
その高級店の前で座り込んでいる若者たち。ちょっと路地を入れば、レジャーシートを敷いてお弁当やおやつを食べる人々・・・不思議な光景です。
新しいものと古いもの、ラグジュアリーと庶民的など相反するものがごちゃごちゃっとある面白い国でした。
また、フードコートも充実。小麦粉を控えてなるべくグルテンフリーを心掛けている私達ですが
欧米だと食べれるものが少ないのですが、ここシンガポールはご飯ものが多いので食べるものに悩みませんでした。
安くてどこで食べても美味しい!!自然もいっぱい。ビル群にも至る所に植物が植えられ息苦しさを感じません。
最終日も楽しみながら他文化を覗くことが出来ました。
さて、来週はいよいよバルカーカップ。頑張ります!