先日、市川グランドホテルにて開催された「菊若流新年会」にお招きいただきまして出席して参りました。
新日本舞踊の会ということで和の世界ですから 普段、洋楽の世界で踊っている私達にとってとても新鮮な世界です。
昨年もご招待頂きまして今年で2回目ですので緊張せず比較的リラックスして踊りを楽しく見させて頂きました。
まずは、家元の菊若綾紫津さんの貫禄と凛とした姿がとても素敵でした。それでいてお話しするととても気さくな方です。
そのため、会の雰囲気も和やかで華やか。お弟子さんの司会も楽しく進行し 緊張の中にもユーモアがあり笑いが起こる会でした。
参加者の皆さんのお着物、袴姿はとてもカッコいいです。
20曲以上の演目で小道具の扇子や手ぬぐい、蛇の目傘をつかって表現されるところもあります。
その場の情景が思い浮かばれる表現力も見事でした。
また、床に座ったり膝をついたりする振り付けもあり中々大変だなと思いました。
お着物でしたら足が開かないし、袴だとしても裾を踏んでしまわないようにと色々な気遣いも必要なのではないかと思います。
中には80代後半のお歳の方もいらっしゃいましたが素晴らしい踊りでした。
家元の綾紫津さんとお弟子さんの綾之進さんの息の合った二人踊り「恋の唐傘」は最高の出来でした。
男女で踊るのは社交ダンスと通じるものがあります。2人で踊ることで個々の個性が際立つように思いました。
他の流派の家元さんの踊りも見ることが出来、美味しいお食事も頂きとても有意義な1日を過ごすことが出来ました。
菊若綾紫津さん、菊若流の皆様 丁寧におもてなし下さり本当にありがとうございました。